03月13日(火)
甦る交流会
3月11日、長井市中央会館でこの日に発売される純米吟醸「甦る」のお披露目交流会が開かれました。
純米吟醸「甦る」はもともと鈴木酒造店が長井に来る前の東洋酒造の銘柄で、
家庭の生ゴミを堆肥にして作物を育てる地域循環型農業「レインボープラン」を体現する酒でした。
鈴木酒造店が震災を機に長井市に移ったとき、福島県からの避難者の心のよりどころとして、
レインボープラン市民農場を通して被災者支援事業として「甦る」というお酒自身も甦ったのでした。
そしてこの日は、去年より発売された3.11献盃酒「ゴールデンスランバ」による献杯で始まりました。
「ゴールデンスランバ」は「The Beatles」のアルバム
「Abbey Road」の一曲「Golden Slumbers」が元ネタで、
(仙台市在住の小説家、伊坂幸太郎の作品でもあります。)
スランバ→スラァンバ→「請戸の安波祭り」と引っ掛けています。
ジャケット(あえて)には黄金のまどろみの中で涙を流す少女が描かれています。
望郷の想いとも、過去の悲しみとも、喜びの涙ともとれますがそれは飲んだ皆さんが判断してください。
そしてこの日、郡山市出身のミュージシャン、伊東和哉さんが純米吟醸「甦る」をテーマに作った曲、
その名も「甦る」のお披露目が行われました。
この曲はいわき出身で今は長井の村田兄弟の想いが発端となり、
上野哲生さんがギターやサウンドプロダクションを、
福島出身の加藤雄一郎さんがサックスとフルートを、
といったオール福島の大変想いの詰った曲なのでした。
そしてありがたいことに、僕が音楽に合わせて映像を制作し、
それを会場でのお披露目生演奏に僕の映像を合わせて流すという趣向でした。
僕が今まで映像をやってて本当に一番幸せな瞬間でした。
本当に、この企画に関わってくれた人に感謝します。
そして宴も盛り上がってきた頃、浪江町のミュージシャン、
門馬よし彦さんも駆けつけてくれました。
(文字通り、日中は浪江町のくさ[くさかんむりに召]野神社でライブをやってからの長井入り)
3月11日は各地でいろいろな事が催されて、
色々な思いで過ごす人たちがいると思います。
人によってはその事柄の重みが違います。
でもこうやって酒を酌み交わしてその重みを共有したり、
重荷を一度下ろしてみたりもできるのです。
また背負って歩かなければならない人もいるだろうとは思いますが、
きっとそんな人が居ることを知るということは、
そうでない人にとってもまた明日のために生きていく糧となることなのかなと思いました。
また皆で酒を酌み交わすときが来ればいいなと、誰かと想いを共有することができればいいなと、
僕自身も願い続けるし、信じ続けたいと思います。











純米吟醸「甦る」はもともと鈴木酒造店が長井に来る前の東洋酒造の銘柄で、
家庭の生ゴミを堆肥にして作物を育てる地域循環型農業「レインボープラン」を体現する酒でした。
鈴木酒造店が震災を機に長井市に移ったとき、福島県からの避難者の心のよりどころとして、
レインボープラン市民農場を通して被災者支援事業として「甦る」というお酒自身も甦ったのでした。
そしてこの日は、去年より発売された3.11献盃酒「ゴールデンスランバ」による献杯で始まりました。
「ゴールデンスランバ」は「The Beatles」のアルバム
「Abbey Road」の一曲「Golden Slumbers」が元ネタで、
(仙台市在住の小説家、伊坂幸太郎の作品でもあります。)
スランバ→スラァンバ→「請戸の安波祭り」と引っ掛けています。
ジャケット(あえて)には黄金のまどろみの中で涙を流す少女が描かれています。
望郷の想いとも、過去の悲しみとも、喜びの涙ともとれますがそれは飲んだ皆さんが判断してください。
そしてこの日、郡山市出身のミュージシャン、伊東和哉さんが純米吟醸「甦る」をテーマに作った曲、
その名も「甦る」のお披露目が行われました。
この曲はいわき出身で今は長井の村田兄弟の想いが発端となり、
上野哲生さんがギターやサウンドプロダクションを、
福島出身の加藤雄一郎さんがサックスとフルートを、
といったオール福島の大変想いの詰った曲なのでした。
そしてありがたいことに、僕が音楽に合わせて映像を制作し、
それを会場でのお披露目生演奏に僕の映像を合わせて流すという趣向でした。
僕が今まで映像をやってて本当に一番幸せな瞬間でした。
本当に、この企画に関わってくれた人に感謝します。
そして宴も盛り上がってきた頃、浪江町のミュージシャン、
門馬よし彦さんも駆けつけてくれました。
(文字通り、日中は浪江町のくさ[くさかんむりに召]野神社でライブをやってからの長井入り)
3月11日は各地でいろいろな事が催されて、
色々な思いで過ごす人たちがいると思います。
人によってはその事柄の重みが違います。
でもこうやって酒を酌み交わしてその重みを共有したり、
重荷を一度下ろしてみたりもできるのです。
また背負って歩かなければならない人もいるだろうとは思いますが、
きっとそんな人が居ることを知るということは、
そうでない人にとってもまた明日のために生きていく糧となることなのかなと思いました。
また皆で酒を酌み交わすときが来ればいいなと、誰かと想いを共有することができればいいなと、
僕自身も願い続けるし、信じ続けたいと思います。










